同番組は放送開始(2019年4月)から加藤がメインを務めてきたが、なかなか同時間帯の競合番組に視聴率が勝てないでいたという。フジテレビ関係者はこう語る。
「民放の夕方の報道番組においては、1位が『news every.』(日テレ系)、2位が『Nスタ』(TBS系)、3位が『スーパーJチャンネル』(テレ朝系)という状態が続いています。カトパンはバラエティーの印象が強すぎる。夕方の報道番組には結果的に合わなかったということかもしれません」
かつては大エースだったカトパンだが、今後のスケジュールはどうなっているのだろうか。
「仕事をセーブして秋からは妊活に励むようです。帯番組を担当するプレッシャーは、精神的にも肉体的にもハンパではなかったのではないでしょうか」(前出のフジ関係者)
先輩カトパンの後釜に抜擢された宮司アナは福岡県出身。早稲田大学文化構想学部を卒業後、2015年にフジテレビに入社。若くしてスポーツ番組『S-PARK』のMCに抜擢され、同局のスポーツの顔になっていたが、この春から同番組を降板して『FNN Live News days』(平日の11時30分から45分)のストレートニュースを月曜と火曜に担当している。
「フジテレビでは昨春に女子アナが大量にステマ騒動を起こして問題視されましたが、宮司は無縁でした。スポーツから報道番組への異動は、将来的に報道の帯番組を任せたいという局幹部の意向でしょう。報道キャスターには清廉さも求められます」(放送ジャーナリスト)
看板キャスターへの期待が大きい宮司アナだが、フジの幹部が肝を冷やした一件があったという。
■恵比寿デートが騒がれなかったワケ
7月初旬にWEBメディア『ニュースポストセブン』が、宮司アナが小袋成彬というシンガーソングライターと恵比寿の高級和食デートをしたのち、ハグしていた様子を報じたのである。
この小袋は、かつて宇多田ヒカルとも噂になった人物。それだけに局の上層部はピリついたという。
「これまでスキャンダル処女の宮司がミュージシャンとハグデート報道なので、スポーツ紙やネットメディアで後追い記事がたくさん出ることは覚悟していたようです。ところが、ほぼなかった。
実は、記事が出た日に安倍元首相銃撃事件が起こり、それどころではなかったのです。結果的に話題にすらなりませんでした」(前出の放送ジャーナリスト)
恵比寿の夜の真相はともかく、宮司アナが「お台場」のマドンナになりうる存在であることはたしかである。
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